最近とみに聞く様になった言葉。
ウチの会社でも、Web2.0をベースにしての事業展開を重視しているが、そもそもこの「Web2.0」という言葉の定義もはっきり定められたものではないらしい。
ただ、色々な所からの情報を集約してゆくと、なんとなく輪郭が見えてくる気がする。
基本的に、
ビジネス展開でのWebの役割は、企業からの商品やサービスの情報発信。これは今も変わらない部分ではあるけれど、まずは静的なコンテンツと中心としたHPを立ち上げて、情報を発信していた。これがWeb1.0。
しかしながら、どこもかしこもHPを持ち始めて、やがて企業HP(それがBtoBであれBtoCであれ)を持つことが当たり前になってくると、ユーザー側が情報飽和状態になり始めてくる。で、次に出てくるのが、ユーザー個々に合わせた情報を個別に与えようとか(いわゆるMyPageという概念)HTMLの知識がなくても更新作業ができるとかという理屈から、CMSという概念と技術が生まれて、より決め細やかな情報発信が出来るようになったのが、Web1.5のフェーズ。現在はこの段階にあると言われている。
ここで、Blogという概念というかツールというか、新しい情報発信の方法が生まれて、普及してきた。誰にでもカンタンに情報発信できるWebツール。その裏では、トラックバック機能いよってBlog同士がコンテンツ(=エントリ)をベースにしてリンクし合うことで、心情的なつながりを持ちつつ、つながってゆく。
そして、Web1.0〜1.5の時代にも、
アクセスUP基本中の基本として言われてきたのが更新頻度の向上。Blogは更新の容易性や、日記的な時系列でのエントリ(=記事=コンテンツ)の積み重ねという特性から自ずと更新性が高いのであったが、更に一歩進めて更新したということをRSSフィードによって、ネット上にばらまくことが出来るという機能を併せ持っていた。
(結果、Googleをはじめとする検索エンジンには、「相互リンクが多く、頻繁に更新される優良HP」と認識され、SEO対策になったというのも副産物的なメリットとなった)
更に、同時発生的にSNSというものも生まれてくる。SNSは基本的にメンバーの紹介による参加というクローズド性の強いネットメディアだが、それだけにメンバー間の情報交換は活発だし、結びつきもBBSやBlogに比べて非常に高い。(最近はメンバーが多くなりすぎているSNSはそういった特徴が薄れてきていると言う話も聞くが...)
いずれにせよ、RSSフィードの吐き出しやコメントによるつながりだったりと、Blogの兄弟または従兄弟のようなもの。
これらに共通しているものは何か。そう、基本のコンテンツはユーザー=コンシューマーが発信しているものだということ。
これは、企業サイドでコントロールするのは不可能ではないが非常に難しい。単純にBlogコミュニティの中に企業色を持ち込めば、瞬間に総スカンを食ってしまう。
そういった、一般ユーザーの情報発信、というか個人の情報発信と、情報発信をし合う個人の結びつきによるゆるやかなコミュニティの姿がWeb2.0のベースになるものであろう。
これをどうしたら、ビジネスにおける仕組みに組み込めるかが、本当の意味でのWeb2.0の達成状態になるのだと思う。
まあ、まだなんとなくの感じが強いWeb2.0だが、今後どういう展開になるのか、仕組みを作りながら見てゆきたいと思う。
これをどうビジネスに昇華させることが出来るか。
posted by Shing at 02:46| 東京

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